「セールス・販売とは、エンタメである」

「セールス・販売とは、エンタメである」

もしあなたが、ものを売る・セールスに対して、苦手意識を持っているなら、この記事を読んで欲しいと思います。あなたがビジネスをしている。起業をしたい。どんな立場であれ、ビジネスをするなら「売る」ことが必要です。

昔、後輩がいた時…「起業をしたい」と言う後輩がいました。意外にも、売る商品の構想は決まっていました。その後輩に対して「どうやって、その商品を売るの?」と聞いたら、「上手い人に売ってもらいます」と言いました。

多分、うまくいかないだろうな。と言うふうに思いました。やはり、ビジネスをするなら、大概のケースで、、、売るのがうまくないと、成功しません。ここで売ることについて、億劫になっていたら、どうなるかは、わかりますよね。

セールス・販売とはエンタメである。

色々な価値観や定義がある中で、かなり対極に位置している考え方から、紹介したいと思います。「売ることは、エンターテイメントである」と言う考え方です。これを教えてくれたのは、六本木のスタイリストです。

その服屋さんは、比較的、単価が高い方だと思います。1回の買い物で、50万円になることも。今は、積極的には買いませんが、当時はそれくらいになっていました。

間違ってほしくはないのですが、50万円を服に投資するのは、勇気がいるものです。しかし、それをさせているのは、その服を買うこと自体を、楽しませてくれているからです。

服の紹介、服を着たらどうなるか、こういうのを楽しく話してくれます。そしてこれは、あなたのビジネスについても、同じようにしていくべきことです。

セールスは、押し売りじゃない

よく、「売るのが苦手です…」って相談されます。

理由を聞くと、「しつこく見られそう」とか「断られるのが怖い」とか、そういう不安があるみたいです。でも、先ほどの話を聞いたらわかるように、セールスは押し売りじゃありません。むしろ楽しくなるもの。そういうふうにしていかないといけません。

言い換えれば、本当に困っている人に、本当に必要なものを届けるということです。私の場合、当時は服をどう着ればいいか、困っていました。彼は、その悩みを簡単に解決してくれました。私からすると、ありがたい存在でした。

彼のおかげで、今はもう服について困らなくなっています。きっとこれを読んでいるあなたは、別の仕事をしていると思います。価値がある商品ならば、それを届けない方が罪じゃないでしょうか。

その上で、セールスとは何か?一般的に言われる定義や考え方を紹介したいと思います。

セールスとは、人への貢献

セールスがなければ、いい商品もサービスも、誰にも届きません。セールスがあるから、人生が変わるきっかけが生まれる。人が「今の自分」を乗り越えて、「なりたい自分」に近づける。

その橋渡しをしているのが、セールスなんです。セールスがなければ、世の中は動きません。すべてのビジネスの根っこには、「誰かの決断」があります。

「この講座に申し込もう」

「このサービスを使ってみよう」

「この人から買おう」

人の心が動いて、行動が変わって、社会が前に進む。その「起点」をつくるのが、セールス。セールスがなかったら、経済も、社会も、感動も、生まれないんです。

セールスとは、「価値を届ける手段」

セールスとは、「あなたにとって、これが必要ですよ」と、伝える行為です。それは、単なる“売ること”ではなくて、人に変化を届けることであり、誰かの未来を明るくする行為なんです。

セールスとは、「相手の気持ちが動く瞬間」をつくることです。ただの説明ではありませんし、押し売りでもありません。ドラマがあり、ストーリーがあり、感情が動くものです。

お客さんが「そうか、これが私に必要なんだ」と腑に落ちる。その感情のプロセスを、セールスが演出するんです。ある意味、最高のエンタメ。そういう考え方を持つと、また違った見方ができるかもしれません。ぜひ、考えてみてください。

ー西埜巧祐

Ps

そもそもの前提ですが、売る商品が良い商品。という前提があります。

PPs

セールスコピーライティングは、紙の上の営業マン。画面の中の営業マンです。って考えたら、、、やることは、わかりますよね。

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