「定義が多いほど、その分野に詳しくなれる」
ある有名なマーケターが、こんな言葉を言いました。勉強をすればするほど、知識は増えていきますよね。それは、その分野における定義が増えていくことにつながります。マーケティングもそうです。定義が加われば加わるほど、その分野に詳しくなれます。
ここでは、マーケティングとは何か?有名な方が定義していることを通じて、「そもそもマーケティングとはなんぞや」「なぜ、マーケティングが重要なのか?」について、学んでいきましょう。
「マーケティングとは、営業マンの目の前にお客さんを連れてくること」
By 神田昌典さん
これは、おそらく一番わかりやすい定義じゃないかと思います。この定義を提唱したのは、神田昌典さんと言われています。日本にダイレクトレスポンスマーケティングを持ち込んだパイオニア。日本一のマーケターと言われる方ですね。
営業マンの前に、お客さんを連れてくること。営業マンは、目の前に来た人に「売る」。かなりわかりやすく、明確ですよね。
マーケティングとは、目の前にお客さんを連れてくるまでに必要なもの、こと、全てを指すわけです。まず、この大枠を抑えておく必要があります。
「マーケティングの理想は、販売を不要にすること」
By ピータードラッカー
もし、目の前に来たお客さんが「早く買わせてください!」って熱意がある状態で来たら、どうでしょう?めっちゃ楽だし、嬉しいですよね。私がマーケティングやプロジェクトをやった時、こういうふうになることもあります。
先日、ある会社のマーケティングを担当したら、説明会の成約率が83%になりました。販売担当の方が言っていたのは「説明会に来た時点で「買う気満々だったんですよ」」と言ってくれました。こういうことを言われると「マーケティングの腕が、きちんと上がっているな」っていう実感が持てます。
マーケティングの理想・目的というのは、ここにあります。ただ、目の前にお客さんを連れてくる…それだけではダメです。たまにありますが、「集客」を優先して、質の悪い人を集めるようになってしまう…私も経験がありますが、痛い失敗に紐づきます。
集めることが目的ではなく、販売を不要にする。例えば、良いお客さんを連れてくる。集めたお客さんに教育をして、良い状態で、営業マンの目の前に連れてくる。これを目的にするようにしましょう。
「マーケティングとは、需要の創出である」
By リッチシェフレン
これを言ったのは、リッチシェフレンという、有名なマーケターです。私が尊敬するマーケターの一人でもあります。マーケティングとは需要の創出。需要をわかりやすくいうと「欲しい」を作る。という意味だと思ってください。
これは、先ほど紹介したドラッカーの定義に近いですよね。販売を不要にする。欲しい(需要)を作れれば、販売は不要になります。
そもそもですが、世の中に必要な商品はほとんどありません。どの商品も欲しい(需要)を作れれなければ、売れません。
ChatGPTを集客や売上アップに繋げるために、絶対にやってはいけないこととは?
もしあなたが、AIを使いこなすために…
・プロンプトを集めたり、
・プロンプトを良くしよう
と思っているなら、いますぐやめてください。
今、ChatGPTを代表する、AIがどんどん進化しています。
どんなことができるか?というと、私たちもAIを使った結果…
・9800円の商品をCVR10%で売ったり
・AIを使って1、2時間で作ったLPで新規を集めたり..
かなり成果を出しています。そんなAIですが、多くの人が間違っていることがあります。それは、多くの人は「より良いプロンプトを集めることが大事」と思っていることです。プロンプト次第で、AIの動きが変わる。実は、これは間違っているのです。
なぜなら、、、
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「マーケティングとは、リーダーシップである」
By ジェイ・エイブラハム
最後に、世界No1マーケターの定義を紹介しましょう。ジェイ・エイブラハムです。僕にとって、マーケティングの最初の定義は、この定義です。ぶっちゃけ、「何言ってんだ」って今更ながら、思います。ただ、かっこいいので覚えていました笑。
でも今だからこそ、この意味がわかる気がします(気がする)。というのも、先ほど言ったように、必要な商品は、ほとんどありません。それでも、「これを買った方がいい。欲しい!」と思わせるのは、マーケティングの技術。
そこで必要になるのは、「この商品・サービスがあれば、あなたの人生は良くなります」という、未来を見せること。リード(先導)してあげることだと思っています。おそらく、ジェイは、こういう視点で言っていたのではないかと思います。彼は、こういうリードして伝えるようなやり方が、多くあるような気がします。
マーケティングに関する4つの定義
他にも紹介したい定義があるのですが、まずはここまでにしましょう。紹介したものを、もう一度まとめると、、、
「マーケティングとは、営業マンの目の前にお客さんを連れてくること」
By 神田昌典さん
「マーケティングの理想は、販売を不要にすること」
By ピータードラッカー
「マーケティングとは、需要の創出である」
By リッチシェフレン
「マーケティングとは、リーダーシップである」
By ジェイ・エイブラハム
という4つの定義を紹介しました。しっくりくるものはありますか?全部理解する必要はありません。まずは覚えられるもの、しっくり来たものを、胸に留めておいてください。
ビジネスをしていく中で、マーケティングをしていく中で、ハマる時やわかる時がきます。この定義をまず抑えて、仕事をしてみてください。きっと閃く時があります。そしてその瞬間って、忘れられない瞬間になりますよ。
ー西埜巧祐