【初心者向け】なぜ広告を出すのか?という超基本の話。

「広告広告っていうけれど…そもそもなんで広告出すの?」という一番根っこの話を、今回はしたいと思います。

ビジネスの規模に関係なく、広告は誰にとっても強力な武器になります。ただし、やみくもに出すと失敗します。だから今回は、広告を出す前に必ず知っておいてほしい考え方だけに絞ってお届けします。

なぜ広告を出すのか?

まず、大前提としてお伝えしたいのは、どんなにいい商品があっても、知られなければ存在しないのと同じだということ。

広告は、「あなたのことを知らない人」に出会ってもらうための最短ルートです。ここで「SNSで発信をしていったら、良い人が来るのでは?」って思う人もいます。

確かに、そういうケースもあります。でも、10年以上マーケティングの最前線にいる経験から言うと、確率がかなり低いです。宝くじを当てるか当てられないかのレベルだと思っています。宝くじが当たったら、ニュースになりますよね。つまり、それくらい珍しいことなわけです。

それに比べて、広告は出せば、必ず新規客に届けられます。確実性の観点から、ビジネスの成長には欠かせないのです。

目的を“決める”というより、“出すことを決める”

何かを始めるとき、まず「目的を決めましょう」というのは当たり前のことです。ただし、広告に関しては――

「目的を決める」以前に、「出すこと自体が必須」

だということを、まず伝えておきたいと思います。というのも、小さな会社や個人の場合、今すでに抱えているお客さんの数にはどうしても限りがありますよね。

限られた顧客にだけ商品を売り続けていれば、当然いつかは売上が頭打ちになります。むしろ、放っておけば売上は右肩下がりになっていくのが自然です。

ここで新規のお客さんと出会っていく「集客活動」に踏み切らなければ、どこかでビジネスが立ち行かなくなるのは明らかです。

だからこそ広告は、“やるかどうかを迷う”ものではなく、“やる前提で考えるべきもの”です。この前提を持っていないと、正しく目標設定もできません。

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では、目標とは何か?

そのうえでようやく、「じゃあこの広告で何を達成するのか?」という目標設定の話になります。この目標ですが、大体の場合ですが、使った予算に対しての成果を考えるものです。

予算は明確だと思います。でも、この成果をどう捉えるか(どう定義するか)は重要です。イメージで言うと、大目標と小目標を作ります。大目標は、広告を出すことで、売上を〜〜見据えること。小目標は、それに対して、小さいゴールを掲げること。

大目標の例:

広告予算に対して、売上を〜〜にする(ROI:〜)

小目標の例:

・10件LINE登録を取る

・無料相談を5件獲得する

・100件リストを集める

といった具体的な“成果目標”を設定していきます。これは単に「広告の目的」ではなく、使ったお金に対してどれだけの売上や利益を出すか?という視点で目標を立てていく、と言うことです。

広告予算と「消化金額」の考え方

ここでひとつ覚えておきたいのが、広告予算と消化金額という2つの考え方です。

・広告予算=これから使ってもよいと決めた金額

・消化金額=実際に広告で使った金額

たとえば、50万円の広告予算を組んだとしても、最初の1週間で実際に使った金額(=消化金額)は10万円かもしれません。予算を組んでも、実際に消化された金額が変わることはよくあります。ここは知っておきましょう。

広告は投資。だからこそ「小さく始めて大きく育てる」

そしてもうひとつ大事な視点が、広告は未来の売上をつくるための“投資”であるということです。

投資は、生活費ではなく「余裕資金」でやりますよね。広告も同じです。いきなり100万円・200万円と突っ込むのではなく、まずは使ってもいい余裕資金の範囲内で始めること。

その意味で、広告運用を始めるにあたっては、最低でも月に50万円くらいは使える体制を用意しておきましょう。なぜかというと、最低でも、本当に最低でも、それくらいないと、広告の大きな目標を達成するための集客数(母数)を集められないのです。

広告を出す上での鉄則は「小さく始めて、大きく育てる」ということ。一番リスクが低く、そして成果が出やすい王道の方法です。

最後に:広告を出さないビジネスは、、、

広告の神様、デイヴィッドオグルヴィという人がいます。

この方の本に書いている面白い統計があります。その統計は、「不況時に、広告を出した会社と、出さなかった会社で、違いはあるのか?」というものです。結果はなんとなく想像つくと思います。不況時に広告を出した会社の方が、成長しています。

現代でも見渡してみてください。たとえばApple。Appleほど、強いブランド力を持つ会社はないと思います。そんな会社でさえ、きちんと広告を出していますよね。

今の時代、広告を一切使わずにビジネスを伸ばすのは、時間と労力がとんでもなくかかります。そして何より「再現性」がありません。

広告は、未来のお客さんと出会うための手段です。どんなに小さな金額でも、少しずつチャレンジしていきましょう。広告を味方につけることで、ビジネスは一気に加速していきます。

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