1万円のコーヒーを飲もう

From:西埜巧祐(にしのこうすけ)
@東京のスタバより…

これはワインではなく、コーヒーです。先日、後輩が「コーヒーを奢ります」とのことで、銀座に行きました。このコーヒーは、スタバのコーヒーではありません。銀座にある、高級コーヒーです。あまり知られていない?のですが、銀座には飲むのに1万円かかるコーヒー屋さんがあります。システムを話すと面倒なので、それくらいの単価ってことです。

おいおい、1万円のコーヒーなんて、どういうこと?って思いますよね。大体、セブンイレブンだって100円でコーヒーが飲めます。今は、どうか知りませんが…。

当日は、10時に銀座に集合しました。そうしたら、高級コーヒー屋さんは11時OPENだったんです。そのため、銀座にあるスタバにて、時間を潰していました。

スタバのコーヒーは、350円でした。昔は280円だったのが、70円も値上がりしてて、ちょっと驚きました…。そこでコーヒーを飲みながら、高級コーヒーに備えました。飲み比べですね。

いざ、高級コーヒー

と言うわけで、お邪魔したのが、「GRAND CRU CAFÉ GINZA」です。もはやワインの銘柄かって思います。店内はおしゃれで、スタバのようなガヤガヤ感はありません。良い雰囲気でした。一見、ワインバーのような感じにも思えます。そこで、おしゃれな店員さんが、お店の歴史やコーヒーの歴史、そして豆についてを、詳細に解説してくれました。

例えるなら、ワインです。ワインだと、作られた年ごとに、味や風味が変わります。それと同じように、コーヒーも、味や風味があるとのことでした。世界各地に飛び回り、特別なコーヒーの豆を集め、そのコーヒーを一番美味しく飲めるのが、そのお店ということです。

私は素人なので、「はい」「そうなんですね」としか言えませんでした笑。今回は、後輩がボトルキープしていたもの(そう、ボトルキープという概念がある)を、いただきました。

歴史があるカップ

カップも、100年ほど歴史があるようです。今まで、いろいろなカフェに行きましたが、明らかに見たことがないカップでした。聞いたところ、このカップは製造されておらず、どこに行っても手に入らないものとのことでした。コーヒーを飲みたいが、こんなカップでは、ビクビクしながら飲むことになります笑

心配性なので、落としたらどうしようという不安しかありませんでした^^;

ともあれ、ようやくコーヒーが来たので、飲むことになりました。店員さんからは、「時間が経ち、温度が変わると、香りも味も変わる」とのことでした。後輩と話をしながら、味の変化を楽しませてもらいました。ここでしていた話も面白いのですが、普通100円で飲めるようなコーヒーも、このような高額で売ることができるのは良い学びになりました。

あなたの商品を、高単価で売る方法

ちなみに、この銀座のお店は、歴史が長いです。僕の記憶では、銀座SIXができてから、ずっとあります。もし、全く売れていないなら、間違いなく潰れています。長く残っているということは、ファンがいたり、売上はあがっているということです。銀座SIXにあるわけなので、それだけお店を出すための出店料はすごいはず。それが残っていると言うことは、そのお店の戦略は、他業種でやってもうまくいきます。

ここで、学べることは何でしょうか?それは、提供している商品の情報を伝えることだと思います。例えばスタバ。コーヒーを頼むと「クリスマスブレンドです」と言われるだけです。しかし、高級コーヒーでは、「お店の歴史」「豆の知識」「カップ」「豆の管理方法」、全てに歴史があり、情報を教えてくれました。

つまり、情報量が違うのです。もっと差をわかりやすく伝えれば、セブンイレブンの100円コーヒーは、ただカップを渡されて、入れるだけです。それに比べて、今回の高級コーヒーは、得られる情報が違います。

私たちは情報を飲んでいる
情報を食べている
情報で価値判断をする

というわけです。美味しいレストランに行けば、必ず料理に関する情報を、店員さんが教えてくれますよね。先日、クリスマスイブに和食を食べましたが、そのお店でもきちんと情報を教えてくれました。それなりに高い単価でしたが、納得の美味しさであったわけです。

学べること、活かせることは、あなたの商品やサービスの情報を伝えることです。とても基本的なことですが、やっているかやれていないかは、雲泥の差です。

だって、100円でも売れるコーヒーを、1万円で売れるんですよ。ちなみに、そのお店では、15万円近くするコーヒーもありました。もはやワインとか、シャンパンの部類ですよね笑。

高い単価で売るには、情報を伝える必要があると言うことです。高い単価で売らないにしても、高い成約率にするためにも、情報を伝えることは、とても大事です。ぜひ、考えてみてください。商品やサービスを売るために、情報を、きちんと伝えられているのだろうか..と。

ー西埜巧祐

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です