「利益折半・成果報酬の契約」がダメな理由

From:西埜巧祐

「利益折半で、どうですか?」
「成果報酬で、どうですか?」

いろいろな契約で、こんな契約形態を持ちかけられることがあると思います。

僕は、この契約形態を口に出した人については、「取引終了」を突きつけることを考えます。ですが、こういう契約形態を考える人は多いです。

個人的な意見ですが、ほとんどのケースで、長続きしないと思っています。というか、お互いにとってかなり悪い契約だと思っているんです。なので、その話をしたいと思います。

利益折半を考えた話

今からやる新規事業で、利益折半を考えました。あなたも、プロモーションのLPを見かけると思います。それらの報酬形態で言うと、ほとんどが利益折半のものが多いです。じゃ、そのプロモーションが続くか?二期、三期と続いていくかというと、ほとんど続きません。

理由は、利益折半だからです。メルマガなので、数字は出しませんが、、、プロモーションをして、利益が出るケースが、ほとんどないからです。

成功確率が、そもそも低いのです。それを成功させるのが、セールスライターの腕の見せ所なわけですが、簡単にはいきません。

そうなった場合、利益折半では、両者ともにもらえるお金はゼロです。プロモーションが続きませんよね。これは成功させようと頑張っても、こういう結果になることがあるのです。

契約条件で、結果がダメになる

と言うことです。利益折半や成果報酬ベースで、仕事を持ちかけられたら、うまくいかないことが多いです。それは両者にとっても、、、です。なので、あまりお勧めはしません。基本は、きちんとやったことに対しての対価をもらいましょう。

「LPを作ったら、〜〜円」と言うような形をお勧めします。頼む側からして、「成果が出たら、払います」と言うのは、リスクはありません。販売の原則からしたら、相手のリスクを無くしているので、上手とも言えるでしょう。

でも、何かを手に入れると言うのは、リスクが伴います。ノーリスクなんていうものは、世の中ありません。

その経営者だって、ビジネスをする上で、リスクをとっているわけですから。

お互いが本気になれる契約を

成果を出す上では、お互いが本気になれる契約を結んでください。もし利益折半を持ちかけられているなら、明らかに「win-lose」だということを伝えましょう(相手がwin。こっちがlose)。

そして、それでは本気になれない・良い結果にならないことを伝えましょう。

上述しませんでしたが、リスクを取るからこそ、人は頑張れます。お金を払ったからこそ、そのお金を最大限回収しようという力が生まれます。

相手にとってノーリスクの提案で仕事を始めると、セールスライター側が苦労します。これについては、後日違うメルマガで話したいと思います。

契約は、お互いにとって本気になれる契約を作りましょう。

ー西埜巧祐

PS
そのためには、自分にとっての「win」は何かを考えておく必要があります。その取引からいくら手に入れたいのか?それはなぜなのか?を理解しておく必要があります。是非、考えてみてください。

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