調子よかった会社が落ちる時

先日、ある友達と電話しました。その方とは長い付き合いで、マックスで言うと、年商が10億近い時もあった。そして何度かプロジェクトでもご一緒させてもらった。先日、代表の方と話した時「数千万円近い売上」が出ていたそう。よかったよかったと胸を撫で下ろしたのも束の間。

「最近、どうですか?」

と私が聞いたら、

「実はあれから、全然調子良くないんですよ」

売上が大幅ダウン

と言うのも、売上が2〜3億円くらいまで落ちていたそうです。正直、すごい驚きました。なぜなら、その業界でもトップの会社だったので、よほどのことがない限り、びくともしないだろうと思っていたからです。お客さんもファンも多い。そして商品も多い。

さらに、マーケティングチームだって、きちんといる(ちゃんと強い)。

どこからどう考えても、落ちる要素が見当たらなかったんです。なぜ落ちてしまったのか?話を聞いていると、ぼんやり理由が見えてきました。

「こういう事業展開をしていこうと思っているんです」

彼は今後の事業展開についても、構想を話してくれました。この構想を聞いていたときに、理由が見えてきたのです。

「新しい事業として、〜〜をやろうと思っていて、、、」

「その事業で、どういう商品を提供しようかというと、、、」

「売上をどう見込んでいるかというと、、、」

などなど、構想をいろいろと話してくれました。この時に、多くの人は彼の構想について「いいですね!」と考えてくれるはずです。でも、ここに大きな間違いがあると感じたのです。それは

勉強しすぎて成功できない?


「学んだことを実践すればいい」


おそらくあなたは、
今まで何回も、このことを思ったでしょうし、
言われてきたと思います。


そう。実践できれば、大体のことは解決します。


でも、現実的に忙しくてできない。
言い訳ではなく、本当に、、、。
そう思ったことはありませんか?


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集客も販売も、売上アップもうまくいきます。

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「やるべきこと」より「やりたいこと」

になっていると、感じました。まぁ、もともとわがまま気質だったんで笑。しょうがないかなって思っています。とはいえど、事業の売上を伸ばしていくときに、やりたいことを優先しようとなっているなら、問題が大きくなります。

新規事業をやるより、既存の事業の立て直し。「既存の事業をどう建て直すか?」が、考えるべきところなのに、そこの視点がなかったこと。ここに、私は危機感を感じました。

事業がうまくいくと、どうしても盲目になりやすいです。「これだけ売上が出たんなら「〜〜」もできるんじゃないか?」とか、新しいことや“やりたいこと“がどんどん出ちゃうんですよね。

そして厄介なのは

「やるべきことは苦しい」、「やりたいことは楽しい」ということ。人間、頭で考えられることには限りがあります。そして感情もあるので、「楽しいこと」に目を向けたくなってしまいます。

苦しいことに目を向けられる人は、本当にごく少数です。彼は、やりたいこと・楽しいことに目が向いているので、立て直しはできるのか、ちょっと不安に思いました。

この話の教訓としては、売上を伸ばすのは常に「やりたいこと」ではなく「やるべきこと」。ここに向き合わないと、事業は成長しないということです。

ー西埜巧祐

PS

なぜ、この話をしようと思ったか?最近やっている広告のチャレンジ企画でも、似たような話があったからです。「広告を出した方が、圧倒的に成果が出るスピードがはやい」です。これはマーケティングを10年以上やった経験から、断言できます。

でも、「お金がないから広告ができない」と。これって、「やるべきこと」と向き合えてないですよね。別に1億とかお金が必要なわけじゃありません。ちょっとずつ始められます。

やるべきことをやれていないから、売上も集客にも困るわけです。どんな人・会社も「やるべきこと」と向き合えば、大抵成功します。

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