最強のセキュリティーとは、リテラシーです。
以上。と言いたいところですが、ここに至る話について、話したいと思います。ここ最近、というか、今年になってから、
「アカウント乗っ取られた」
「クレジットカードで、不明な請求が」
「変なところからメールが来る」
クライアントさんでも、このようなことに巻き込まれた方もいます。幸い、私のクライアントさんの場合、大事に至ることはありませんでした。
かくいう私も、やられかけたことがあります。今年に入って、2回ほどでしょうか。
私が巻き込まれそうになったのは…
まずChatworkです。急に複数名の方から、「領収書(か請求書)です。下記のリンクをお確かめください」と、リンク付きのメッセージをもらいました。
あれ?って思って、放置していました。そうしたら「すみません、、実は、乗っ取り被害がありまして、、」とスタッフの方から連絡が。あ〜、やっぱり。と。リンクをクリックせず、ことなきを得ました。
次はstand.fmです。stand.fmで、「本人確認をしてください」というメッセージが届きました。そのメッセージには、クレジットカード番号を入力するところが。これも変だなって思って、放置しました。そうしたら、公式に「注意してください」とのお達しが来ました。
立ち止まる。気づく。
「何か怪しいな」って思ったら、立ち止まる。リンクが来たら、とりあえずクリックするのではなく、立ち止まって考えること。これが大事だと思います。
ただ、ここで一つ整理しておきたいことがあります。
さっきの乗っ取りとかフィッシングとか。ああいうのは「外から来る」リスクなんですよね。自分は何もしていないのに、向こうから勝手にやってくる。だから「怪しいものには触らない」で、だいたい防げます。
でも、AI時代のリスクって、ちょっと種類が違うんです。
最近では「AIにパソコンを操作させること」も簡単にできるようになりました。ファイルを開かせたり、書き換えさせたり、ブラウザを触らせたり。
これ、外から来るリスクじゃないんですよ。自分から渡しているリスクなんです。
自分で「どうぞ」と鍵を渡している。だから「怪しいものには触らない」という守り方だけでは、そもそも通用しません。
でも、、、
AIにパソコンを操作させていいのか?
ってなりますよね。人によっては「怖い」と感じるんじゃないでしょうか。その気持ちはわかります。でも、これはリテラシーで解決できると思っています。
AIにパソコンを操作させるとは、どういうことなのか?リスクは何があって、未然に防ぐ方法はないのか?安全に作業をしてもらうにはどうすればいいか?情報はどこまで触らせていいのか?などです。
こういったことを、私たちが理解すること。そうしなければセキュリティー対策はできません。
AIを安全に使うための3つの対策
① 2段階認証を、面倒でも入れる
乗っ取りのリスクは、これでだいぶ下げられます。入れられないツールもありますが、設定できるものだけでも入れておく。数分で終わります。「後でやる」が一番危ないです。
② AIに触らせる範囲を、先に決めておく
AIにパソコンを操作させるとき、いきなり全部を任せない。作業用のフォルダを1つ作って、そこの中だけで動かす。これだけでリスクは激減します。
③ 大事な情報を、同じ場所に置かない
パスワード、カード情報、契約書。これらが作業フォルダに混ざっていると、事故のとき被害が一気に広がります。
リテラシーこそ最強の防御策
包丁って怖いですか?ここでリテラシーがない人は、「使うのも、触るのも、見るのも怖い」となります。でもリテラシーがある人は、「正しい使い方」ができます。
AIも同じです。現代において、AIを使わない選択肢って、多分ないと思います。むしろ使いこなせないと、どんどん置いてかれます。
最強のセキュリティーは、リテラシー。自分が使うツールに対しての理解。お金を使うところへの理解をしておくことです。
そして、「何か怪しい」と思ったら、触れないこと。これに尽きます。
セキュリティーに対して、過敏に反応をしていたのであれば、、、まずはどんなリスクがあるか、どんな対策ができるかを「知る」ところから始めましょう。