もしあなたが、商品を知ってほしくて発信しているのに、反応がほとんど返ってこない。そんな感覚があるなら。
新商品が出ました。今だけ割引です。お申し込みはこちら。そう書いても、いいねもコメントも増えない。そういう感覚があるなら、この記事は役に立つと思います。
結論:売れる発信には「出す順番」がある
反応がない発信の多くは、いきなり商品と価格から出しています。
知らない人から、いきなり商品の説明と値段を見せられても、受け取る側は「は?何それ?」で終わってしまいます。指は次の投稿へ流れていきます。
そうならないために、私が使っているのがSCSというフレームワークです。プロモーションやマーケティングで、どんなコンテンツを、どの順番で出していくかを決めるための型です。
順番 | 中身 | ひとことで |
|---|---|---|
S ストーリー | この商品を作った理由、この商品は何なのか | なぜ作ったのか |
C コンテンツ | 欲しくなる理由になる情報 | 欲しくなる情報 |
S セールス | 何か・ベネフィット・価格 | 何を、いくらで |
ストーリーとコンテンツを出してから、セールスをする。これだけで、反応は見違えるほど変わります。
Q. なぜ、いきなり商品から出すと反応がないのですか?
A. 受け取る側に、まだ「聞く理由」も「欲しい理由」もないからです。
そして今、この失敗がとても起きやすくなっています。理由はAIです。AIに「この商品の投稿を書いて」と頼むと、AIは素直に、商品の特徴・メリット・価格・申込の案内から書き始めます。量はいくらでも作れるので、売り込みの発信だけが増えていきます。
S|ストーリー:まず、作った理由を話す
最初に出すのはストーリーです。この商品をなぜ作ったのか、この商品はそもそも何なのかを、物語として伝えます。
ストーリーは、世界中の誰もが共通して注意を向けてくれるものです。商品の話をされても「は?」となる人が、ストーリーの話なら聞いてくれる。これ、すごく不思議だと思いませんか。マーケティングにおいて、ストーリーは本当に重要な武器になります。
ストーリーで話すのは、きっかけ・困っていたこと・気づき・だから作った、の流れです。会社の沿革や受賞歴を並べることではありません。出来事と気持ちで書くのがコツです。
C|コンテンツ:欲しくなる理由は「情報」にある
次に出すのがコンテンツです。ストーリーで注意を向けてもらえたとしても、それはある意味弱い注意です。「面白い話だったな」で終わってしまう。人が「この商品が欲しい」と思う理由は、コンテンツ、つまり情報の中にあります。
コンテンツというと、ノウハウや講座の話に聞こえるかもしれません。でも、店舗ビジネスでもまったく同じです。どんなこだわりなのか、どんな素材なのか、どんな調理方法で作っているのか、どういうことを意識しているのか。これも全部コンテンツです。
あなたのこと、あなたの情報を出していくほど、見る人の中で「欲しい」が育っていきます。
S|セールス:売るのは、最後
最後にセールスです。ここで初めて、この商品はこういうものです、ベネフィットはこれです、価格はいくらです、と伝えます。
大事なのは「セールスをするな」ではない、ということです。セールスは必要です。ただ、最初ではなく最後。そこまでに「聞く理由」と「欲しい理由」を渡しておけば、セールスは短く、はっきりで大丈夫です。
よくある質問
Q. 1本の投稿の中でも使えますか?
使えます。冒頭の数行をストーリー、真ん中をコンテンツ、最後の数行をセールスにします。短い動画でも同じです。1週間の発信の並びに当てはめることもできます。
Q. AIに書かせるときは、どうすればいいですか?
最初から順番を指定して頼みます。放っておくと、AIは商品と価格から書き始めるからです。そのまま貼って使える指示文は、下のレポートに入れてあります。
もっと詳しく:SCSの詳細レポート(無料)
この話を、すぐ使える形でレポートにまとめました。
- ストーリーで「作った理由」を話すときの4つの要素
- 欲しくなる理由をつくる「コンテンツ」の具体例(店舗・コンテンツビジネス)
- 1週間の発信にSCSを当てはめた並び方
- AIに書かせるときに、そのまま貼って使える指示文
- 発信する前のチェックリスト
まとめ
- 反応がない発信の多くは、いきなり商品と価格から出している
- SCSは、ストーリー → コンテンツ → セールスの順番で出す型
- ストーリーは「聞く理由」、コンテンツは「欲しい理由」をつくる
- セールスは最初ではなく最後に、短く、はっきり
SCSは、覚えるのに10秒もかからない型です。次に何かを発信するとき、まず「これはS・C・Sのどれだろう?」と一度だけ考えてみてください。ぜひ、今日の発信からチャレンジしてみてください。