才能・センスを確実に上げる方法〜知識を増やす以外の4つのポイントを公開〜

才能・センスを確実に上げる方法〜知識を増やす以外の4つのポイントを公開〜

才能・センスないって言われたら、傷つきますよね。私もそうです。正直に言うと、私は昔から「才能・センスがない方の人間」だと思ってました。今でもそう思ってます。でも、そんな私でも、最近は「才能がありますね」「センスいいですね」ってそこそこ褒めてもらえることが増えてきました。その理由について、話したいと思います。結論から言うと...

才能・センスないって言われたら、傷つきますよね。私もそうです。正直に言うと、私は昔から「才能・センスがない方の人間」だと思ってました。今でもそう思ってます。だからこそ、才能があるように見える人、センスがあるように見える人に対して、ずっと強い憧れを持ってたんですよ。

でも、そんな私でも、最近は「才能がありますね」「センスいいですね」ってそこそこ褒めてもらえることが増えてきました。その理由について、話したいと思います。

結論から言います。才能・センスって、知識を経験で煮詰めたものです。才能でも、生まれつきのものでもない。あとから積み上げられるものなんです。

才能・センスがいい人は、知識を「回してる」

才能・センスがいいって言われる人は、ただ知識を持ってるだけじゃないんですよね。その知識を、ちゃんと回してるんです。順番に説明します。

1. 知識の「質」と「引き出しの数」

ベースは、間違いなく知識です。ただ、単に「知ってる」だけじゃ意味がない。「何が良くて、何がダメなのか」を判断できる基準――いわゆる審美眼を持った知識じゃないと、ただの物知りで終わっちゃうんですよ。

2. 編集力と「具体化」

集めた知識を組み合わせて、目の前の課題に合わせて最適化する力です。AIが出してきた言葉をそのまま使うんじゃなくて、「うちの文脈ならどう落とし込むか?」を翻訳する力、と言ってもいいですね。

3. 客観視(メタ認知)

「自分が出したこのアウトプット、本当にクオリティ高いの?」って、一歩引いて冷静に見られる力です。

4. 相手への想像力

「この情報を、このタイミングで相手に渡したら、相手はどう感じるかな?」って先回りして考える力ですね。

そして、もう1つあると思います。流れは悪いのですが、1つ話を挟ませていただきたいと思います。

「AI丸投げ」に感じる、あの違和感の正体

ここからが本題なんですけど、AIに丸投げした文章とか提案を見たときに、「なんかこれ、薄っぺらいな」って感じること、ありませんか?私はめちゃくちゃあります。

あの違和感って何なんだろうって考えたんですけど、要するにさっきの「客観視」と「想像力」が、ごっそり抜け落ちてるんですよ。具体的には3つです。

(1) 「自分の頭で考えていない」オーナーシップがない

AIが出してくるのって、結局「一般論」とか「確率的に一番ありそうな答え」なんですよ。センスないなって感じる人は、その言葉を「自分の言葉」に噛み砕く作業をすっ飛ばしてる。「自分はどうしたいか」という意志がないから、出てきたものに体温がない。プロとしてのこだわりも感じられない。だから薄っぺらく見えるんです。

(2) 文脈(コンテキスト)の無視

AIって、目の前の状況とか、私とその相手との関係性とか、過去のこまかい経緯まで、全部把握してるわけじゃないんですよね。なのに、その個別の文脈に合わせるチューニングをせずに、生のまま差し出してくる。これって、相手に「解釈する手間」を押し付けてるのと同じなんですよ。想像力がないってことです。

(3) 「違和感」に気づくセンサーがない

AIの文章特有の、どこか機械的で、表面をなぞっただけの感じ。あれに対して「これ薄いな」「このまま渡したら失礼だな、的外れだな」って気づけない。これも結局、良質な知識と基準が足りてないから、客観視が働いてない状態なんですよね。

5つ目の要素は「経験値」

知識だけだと、どうしても教科書的な「正論」で止まっちゃうんですよ。そこに自分の経験が乗っかって初めて、血の通った「生きた基準(ものさし)」に進化する。

AIに丸投げしちゃう人って、ネットで調べただけの知識の状態で止まってるんですよね。

だから、AIが出してきた答えが「机上の空論」なのか「現場で使える生きた知恵」なのか、その区別がつかない。一方で、自分で打席に立って、打ったり三振したりした経験がある人は、こういう基準が自分の中に育つんですよ。

「理屈ではこうだけど、現場じゃ絶対に通用しないな」

「この表現、実際に人が見ても心は動かないな」

「昔こういう失敗したから、このAIの提案はリスク高いってわかる」

この泥臭い経験の蓄積があるからこそ、AIの出力に対して「いや、これはセンスないわ」「ここは使えるな」っていう審美眼が発動するわけです。

結論:才能・センスは「知識」を「経験」で煮詰めたもの

知識が「材料」だとしたら、経験値は「料理した回数」です。

どんなに高級な材料――最新のAIとか、いい知識とか――を揃えても、料理した経験がなかったら、味見したところで美味しいのかどうか判断できないんですよ。

知識 × 経験値 = 自分の基準(センス)・才能になる

この掛け算ができて初めて、AIを道具として乗りこなせるビジネスパーソンになれる。そう考えています。

だから、もし今「自分に才能がない」「自分はセンスがない」って思ってる人がいたら、安心してほしいんです。知識を仕入れて、実際に打席に立って、その回数を増やしていけば、才能・センスは確実に上がります。私がそうだったので。

ー西埜巧祐

追伸:

要素を並べるのは良くありませんが、論理力もあると思います。今回の記事で言うと「知識」に内包されるものだと思っています。この論理力を、昔グロービスに通って学ぶことができました。

論理力に関しては、色々な形でトレーニングをしました。後日、違う記事では「論理力」を身につける方法についても、解説したいと思います。

西埜巧祐

西埜巧祐

マーケティングコンサルタント/セールスコピーライター

西埜巧祐(にしのこうすけ、埼玉県出身、法政大学理工学部卒)は、日本のダイレクトレスポンスマーケティング/セールスコピーライティング/AIを活用したマーケティング・セールス・ビジネス成長の専門家。株式会社Earnestness 代表取締役。セールスライターとして約10年にわたって活動し、1,000人以上に指導。Dan Kennedy 著『売るプレゼン』監訳。

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