1は最高の数字

「1は最高の数字」

この言葉を聞いた時に、連想するとしたら「No1」じゃないでしょうか。何かの成果の1位など。他にも〜ランキング1位!となれば、欲しくなるのはありますよね。Amazonランキング1位とか、ギフトでもらうと嬉しいランキング1位など。こういうのを見ると、買い物に悩まなくなります。

ビジネスで、こういう「1」が最高の数字になる時があります。今日は、その話について、お伝えしておこうと思います。

例えば、達成したい目標の数

目標をたくさん作る人がいますが、経験上少なく作る方がいいです。たくさん目標を作ると、ブレます。大事な目標の優先順位をつけても、意味がなくなります。よくあるのが、例えばA,B,C,Dと目標があったとして、Aが一番大事な目標だったとしましょう。

Aが達成できなくなりそうでも、B,C,Dどれかで達成できればいいや。と簡単に妥協できるようになるのです。Bが達成できなくなりそうになったら、同じことが起こります。じゃ次はCで、、、ってなっても、同じことが起こります。

達成したい目標は絞っていくこと。なるべく1つに絞ること。これはおすすめしたいです。

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例えば、訴求するメッセージ

マーケティングでも、同じことが言えます。例えば、売りたいときに「訴求するメッセージ」について。「この商品いいんですよ!」というアピールポイントがたくさんあったとしましょう。

「〜〜ができるようになります!」「〜〜の機能が便利です」「〜ができます!」など、たくさんメッセージを言われると、人間は受け取れなくなります。たくさんのことを言われると、脳の処理が追いつかなくなり、買ってもらえないのです。

伝えるメッセージを絞ること。理想的には1つに絞ることのほうがいいです。たくさん羅列することは、誰にでもできます。ここを絞って、1つにしていくことは、一部の人しかできないことです。

例えば、何かのカテゴリーでNo1

「1」は最高の数字となるのであれば、何かの「カテゴリーでNo1」「シェアNo1」というところじゃないでしょうか。昔、ある経営者にも言われましたが「何かの業界で1番になっておくと、色々なメリットがある」と、言われたことがあります。

これはどのビジネス書でも言われていることです。『「業界No1」がとにかく強い』。中小企業としても、何かのニッチを見つけて、1位を目指すことは言われています。

どこかの業界やカテゴリーで1位をとれたら、ビジネスは成長するし、安泰です。油断はできませんが。

「1は最高の数字」

今日は、ビジネスで「1は最高の数字」ということに、まつわる話をしていました。個人でも目標などについては、言われることではあると思います。

他にも、スティーブ・ジョブズは、こういうシンプルにすることについては、天才的だったと思います。ジョブズが入る前は、Apple商品のラインナップがかなり多かったんです。でも、ジョブズが減らしました。それによって、伸びたとも言われています。

個人的には、絞れば絞るほど、よくなる。数を減らせば減らすほど、良くなるのは、経験則です。目標や集中するものを減らすことは、特にお勧めしたいです。理想的には「1つだけ」ですね。

ー西埜巧祐

PS

先日は、「1」は最悪の数字と紹介しました。今回は最高の数字として紹介しています。この矛盾について、次の記事では書きたいと思います。

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