
それは「絵を見る技術」「知覚力」という本です。「え?絵?」って思うかもしれません。でも、かなりおすすめです。
本屋さんで表紙を見た時に、真っ先に買った本なんです。おすすめ本っていうと、色々な本があります。
例えば7つの習慣、ザ・ゴールなど、良い本ってたくさんありますよね。そういう本を勧めることもできます。
ただ最近、インサイダーズエッジや講座で、人を教える機会が増えてきています。そういう方にもおすすめしたいという点で、この本の紹介をしようと思います。
なぜ、絵なのか?
私も、そう思います。なぜ絵なのか…と笑。なぜ、表紙を見て、即買いを決意したのか…と。さらに、本が面白くて、30分〜1時間でサクッと読んでしまったんです。
当時、絵に関しては、そんなに好きではありませんでした。美術館行っても、さーっと歩いてすぐ終わりっていう感じです。気に入った絵を、見返すかくらいでした。
でも、これは、絵を見る技術がなかったんです笑。絵には、ちゃんと見る技術が必要でした。
有名絵画を1時間じっと見つめる…
衝撃的だったのは、絵を見るとき、1時間くらい使うそうです。この絵はどう描かれているのか?中心は何か?わかりやすい例えを出すと「この絵は、誰が主人公になっているか?」「主人公の目線はどこに向けられているか?」などです。
え、そんなとこ見るん?って思いません?でも、確かに、そういう視点を持つと、見方が変わります。人が出ている絵でも、果物や風景の絵でも、中心がきちんと描かれているんです。わかりやすくスポットライトを当てられているような目立ち方をしています。
・衣装が他の人は暗いけど、1人だけ明るい。
・最後の晩餐という絵で有名な絵では、イエスキリストが真ん中
・果物も1つだけ視点を独占するように作られるなど
絵にもストーリーがある
さらに、絵にもストーリー・歴史があります。その当時の時代背景から、どのようなことをしているのか?何を見ているのか?その人物の考えていることは何か?
こういう目線を持った時、1つの絵から得られる情報が全然違います。そして「絵って、面白い」って思えるようになるんです。
この話、絵単体の話に聞こえるかもなんですけど、ビジネスでも使える見方にもなっているんです(絵を見る技術ですが、ビジネスにも使える)。
プロモーションを作る時、振り返る時も…

初心者と上級者って、同じものを見たときに、得られる情報量が違うと思っています。
例えば同じLPを見たときに、大体思考が停止します。どう見たらいいのか、わからない。
でも、上級者の場合、LPを見た時に出てくる情報量が、かなり多いんです。
なんなら、書いた人や事業主の性格も当てられます。そして、その結果も教えてもらえれば、改善策も出すことができます。
同じものを見た時に、得られる情報が違う。
これは、絵を見る時もそうですよね。そういう同じものを見た時に、情報を得るための見方を教えてくれたのが「絵を見る技術」だったんです。私自身が、なんとなく感じてたことを言語化してくれたのが、この本でした。
まずは、こういう見方があることを学ぶ
1つ、訓練ということでいうと、、、1つの絵を10分見ることだと思います。読み取ろうとすることかなと。
現代って忙(せわ)しないので、1つのことに時間をかけられない人が多くなっています。
そうなると、こういう見方はできません。集中して、読み取ろうとする。この習慣を身につけることだと思います。
ぱっぱっと瞬間的に判断、読み取れる人もいますが、、、これは才能か経験によるものです。簡単にできるものではありません。
1つの絵を、10分間じっと見つめる(本では1時間とか書いていましたが、まず最初の一歩として10分間)。
こういうことができるようになりましょう。
世の中にはたくさんの情報があります。その中で使えるものを見つけるもの、見出すためには、こういう見方ができないと、掴めないと思っています。その練習だと思って、トライしてみてください。
ー西埜巧祐
PS
小学校時代、私の絵に関する成績は5段階中2だったと記憶しています。絵を描いて、笑われた記憶だってあります。嫌いな科目のトップ3に入ると言っても過言じゃありません。
なので、私の「弱み」に当たる部分だと思っています。基本、人は「弱み」を避けて生きるようにします。ですが、その弱みを理解するようになると、こういう発見や成長の機会になると思います。
私自身、苦手な絵の世界に入ることで、専門分野の強みを伸ばせたと思っています。現状の行き詰まりを感じている方は、あえて「苦手・弱みの分野」に攻め込んでみるのも、ありかもしれません。